休日なので久しぶりに図書館に行った。
お目当ての本は予約23人待ちなので仕方なく他の棚を探していたらたまたまダンスの本を発見。
といってもレッスン本ではなく萩原朔太郎の娘の萩原葉子「ダンスで越えた私の人生」というエッセイだった。
なかを見ていて「百歳まで踊りたい」とか「ダンスを続けるには我慢と忍耐が大切」という目次が目にとまったのだ。
社交ダンスとの出会い、健康のためにはじめた社交ダンスはやがてフラメンコ、そしてアダジオに。
そののちダンススタジオつきの家まで建て、タンゴアルゼンチーノと踊り、カルチャー教室でダンスの先生なども経験。まさにダンス漬けの生活なのだ。
それは本人も言っているようにその相性の良さもあるのだろう。
「へえー」という感じの入れ込みようだ。
そう言えば、中に挿入されている写真はどこかで見たことがある。
百歳までとは言わなくとも、近くに80歳前後の方々が悠々と若く踊っている。まんざら絵空事には思えない気がしてくる。身近にTさん、Mさん、Sさんと次々に顔が思い浮かぶ。
ダンスは確実に人生の楽しみのひとつになるものだろう。
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